- 2026/05/16
- KAWABEの豆知識!

今日は「糸ってどうやってできてるの?」をテーマに、糸の作り方をご紹介します。
意外と知らない!?糸が出来るまでの長~い旅
綿花がそのまま糸になるとおもっていませんか?
実は糸になるまでには、たくさんの工程を経て”エリート繊維”へ育てられていきます。
では早速、糸の冒険スタートです。
①混打綿(こんだめん)
圧縮された綿花をほぐし、異物を取り除く工程。
空気を含ませてふんわりさせます。

②カーディング(梳綿)
バラバラの繊維方向を整え、短い繊維やごみを除去する工程。
この時点では”スライバー”という帯状の繊維になります。

③コーミング(精梳)
さらに短い繊維を取り除き、長くきれいな繊維だけを揃える工程。
高級糸や高品質ソックスでは重要な工程です。

④連条(れんじょう)
複数のスライバーを重ねて伸ばし、繊維のバラつきを均一化する工程。

⑤粗紡(そぼう)
少しだけ撚りをかけ、細く伸ばしていく工程。

⑥精紡(せいぼう)
最終的に細く伸ばしながら、しっかり撚りを入れて糸にします。
※ここで糸番手や風合いが決まります。

⑦ワインダー(仕上げ)
完成した糸をまき直し、異常部分や糸欠点を除去。
最終製品向けのきれいなチーズ巻きに仕上げます。

一般的な糸の工程を紹介しましたが、実は糸ってまだまだ奥が深いんです。
もっとやわらくしたり、もっとシャリ感のある風合いにしたり、
オリジナル要素がたくさんあります。
普段見ている「1本の糸」には、実はたくさんの工程と技術、そして
職人さんの知恵がたくさん詰まっているんですね。
糸の魅力をもっと発信していきますので引き続き宜しくお願いします。